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認知症=脳の障害

脳の健康が損なわれ、コントロールが弱くなった状態です。

脳は膨大な数の神経細胞から成り立つ、極めて巨大で複雑なネットワーク組織です。それがいくつかの部位に分かれていて、それぞれが言葉や思考、感情、記憶、読み書き・計算、筋肉運動など、人間が生きていくうえで必要な機能をコントロールしています。

認知症は、脳内に起きた何らかの不具合により、脳の神経細胞が変性・死滅して、脳の機能が低下する障害です。つまり、脳の健康が損なわれてコントロールが弱くなった状態です。

また、原因となった病気の種類によって、機能が損なわれる部位や症状などは微妙に異なります。認知症になったからといって、脳の機能がすべて失われるわけではなく、残る機能がほとんどです。このため、失われた機能を回復することはできなくても、残された部位が肩代わりして、脳の働きを一定程度維持する可能性もあるのです。

「認知症になったら手の打ちようがない」と決めつけないで、適切な治療と生活習慣の見直しで進行をストップさせることがとても大切なのです。

監修:新井平伊医師(アルツクリニック 東京院長)