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MCIになるとどうなるの?

MCIは、自立した生活をおくることができます

認知機能の低下が限定的にあらわれるが、日常生活は問題なくおくれ、仕事もできます

MCI(軽度認知障害)は、記憶障害など何らかの認知機能の低下を本人や身近な方が認識している状態です。

記憶障害が目立つ健忘型の場合、認知症レベルほど目立つわけではないですが、もの忘れにより家事や仕事でちょっとしたミスをするなど、本人も周囲の家族も違和感を覚えるようになっています。ただし、食事や入浴、着替えといった基本的な日常生活動作は問題なくこなせます。

また買い物や家事といったやや複雑な日常生活もこなすことができるため、自立した生活がおくれる状態です。認知症の場合はこれらの生活動作の多くが障害を受け、支援が必要になる点で大きく異なっています。

MCIでは、記憶障害は目立たなくとも、それ以外の認知機能の低下(言語障害、意欲障害、実行機能障害など)が現れることがあります。認知症の診断基準には当てはまらない程度の認知機能の低下がみられる場合に、MCIと診断されることになります。

監修:朝田隆先生(東京医科歯科大学特任教授、メモリークリニックお茶の水院長)