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健康な未来のための習慣

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生活習慣の見直しがもっとも重要です。

人とのかかわりを
保ち続けることも予防に有効

認知症の発症や症状の進行には、日々の生活習慣が大きく関わっています。
肥満や運動不足、喫煙、多量飲酒などの良くない生活習慣に加え、そうした生活習慣の結果、発症する高血圧や糖尿病、さらには脳梗塞や脳出血などの脳血管障害も認知症の危険因子です。

このほか、「人とのかかわりの忌避=社会的な孤立」も認知症の危険因子です。特にアルツハイマー病の場合、原因物質のアミロイドβが脳内に沈着すると、孤独感を覚えやすくなり、人とのかかわりが薄れると、さらに認知機能を低下させる悪循環に陥る可能性があります。

認知症を予防するためには、生活習慣を改善して生活習慣病の発症を予防、または適切な治療を受けること、そして社会的な孤立を避けることが大切なのです。

監修:新井平伊医師(アルツクリニック 東京院長)